【鍼灸師】年収300万円で暮らしていく心構え

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年収について考える

鍼灸施術をするのは患者さんへの貢献であり、自身のやりがいです。
そして鍼灸院を営むのは仕事であり収入源です。
今回は「開業鍼灸師の収入」について考えてみます。

私はひとり親で3人の子育てをしていますので、どうしても「収入」については考えます。
夫婦共働きの双発エンジン飛行ですと工夫のしようもありますが、単発エンジンですので墜落しないように気をつけています。
まぁ、このように考えて自らのモチベーションを高めるポジティブな意味もあるので、悲惨なわけではありません。
月並みな不安感はありますが悲壮感はありません(笑)

データから推測する鍼灸師の収入

ほかの業界でもよく聞きますが(苦笑)、「鍼灸師は食べていくのが大変だ」とはよく言われます。

実際にどの程度なのでしょう。
いくつかの研究から勝手に推測すると、鍼灸師は年収300~350万円程度ではなかろうか、です。
ここでは低めにそろえて「年収300万円」とします。
この「年収」は額面だとします(データからはこのあたりがよく分かりません)。
額面とは、所得税・住民税・保険料・年金などを引く前の金額です。

ですので、おそらく手取りでは250万円くらいでしょうか
月換算すると20万円程です。

ちなみにこれは平均値ですから、これ未満の人も大勢いるし・これ以上の人も大勢います。
平均値のマジックですが、平均値近辺の人が大勢いるということではありません。
あくまでモデルイメージです。

手取り20万円で暮らしていけるか?

とあるサイトに「年収300万円レベルの仕事の例」が載っていました。

  • 医療事務
  • webデザイナー
  • 整体師
  • 管理栄養士
  • すし職人
  • 日本語教師

…だそうです。

整体師のところが鍼灸師でもありそうです。
友人・知人で上記の職種の人がいれば何となくイメージできるかもしれません。

実際に手取り月収20万円で暮らしていけるの?と言われれば、…いけますよね
私には十分可能だと思われます。
もちろん、子供が3人いるような我が家では苦しいですが、共働き(配偶者パート)&子供1人とかでしたら全然いける気がします。

暮らせるか暮らせないかは、ようするに、その人の価値観次第です
私ならいける気がしても、あなたにはいけないかもしれません。
逆もまたしかり。
自分たちの収入以外のリソース(頼れる親の有無・家の有無・家族の年齢など)によっても変わってきます。

まぁとにかく、
手取り20万円は、平均的世帯収入からみると低めの層になりますが、十分大丈夫レベルだと考えます。
だから、「平均的開業鍼灸師は大丈夫」ってことです(^^)/

対策

能力が普通レベル=平均年収に達成可能、とします(…この仮定が真実かは定かではないですが、そのようにします(苦笑))。
すると、特別優れている能力がなくとも、普通に・平均的に働いていれば、平均レベルの年収(手取り月収20万円レベル)になれるということです。

さほど収入が多くない世帯を生きるとして、末永く安定的に暮らしていくための対策は何だろうか?と考えます。

近年、「人生100年時代」などと言われています。
100歳まで生きることを想定しなさいよ、と言われている訳です。

普段から貯金なども大してできないでしょうし、自営業だと退職金もないし、年金などもさほど多くないでしょう。
ではどうすればよいかのソリューションは、ずっと働きましょう、ということです。

末永く鍼灸師として働き続けるために、自分の健康に気をつけるのは基礎の基礎です。
しかしこれは当たり前なので、これ以上は割愛します。

おじいちゃん(おばあちゃん)になっても続けていけるような治療院を構築することです

もともと鍼灸は、指圧マッサージなどと比べると体力的に有利です。
長く続けやすい下地があります。
若いうちに鍼灸でしっかり治せる(=満足してもらえる)“腕”をつけておきたいです。

高齢鍼灸師は体力面の省エネ化が重要なので、その点を考えて、「施術時間を短くして施術費を安くする」のも一つの方法かもしれません。
もしくは「ゆっくりじっくり時間をかける分、施術費用を高くする」という逆のパターンもありかも。
どちらが正解は決めづらいですが、少なくとも自分が続けていきやすいスタイル構築が重要です。

機械や器具をうまく使っていくのも良いかもしれませんね。
かたくなに「鍼は撚鍼・お灸は点灸」というのも心情としては嫌いではないですが、棒灸や台座灸使ったりパルスを使ったりと代替手段を多く持っておくことも末永く続けるためには良いでしょう。

働き盛り世代の年収としては低めかもしれませんが、それを末永く保てれば晩年にかなり活きてくる気がします。
「働き続けろ」ってことですが、それが上手く仕組化できればかなりナイスです

まとめ

フツーに働けば月収20万円にはなるはず。
あとは、それを末永く続けることができれば、細々ではあるものの生きていくことができる。
ヒマな時間があるから、その時間を(おカネは使わない)何か有意義なもので満たせば充実した生活になるのではないか。
そういう生き方ではダメですか!?
私自身は、ひとつの在り方としてはアリではないかと思う次第です。

フツーに頑張ればOKなのですが、その頑張りが「鍼灸師目線」だけで頑張っても、それが「患者さん目線」で見た時に、受け入れられないモノであれば支持されません。
また「経営者目線」で見た時にも不具合があればうまく機能はしないでしょう。

自分が長く続けられて、患者さんの満足につながるものであり、しかも経営的にも理にかなっている、という総合的な仕組みであるべきです。

「今」の売上や満足のために頑張るのは、やはり大事です。
でも、最終的に帳尻が合えばよいのだから、長く続くための仕組み作りの視点も大事。
そういうことを「今」から考えておいた方が良さそうです。

人生観や家族関係などが複雑に絡み合い、なかなか未来は読みづらいものではありますが、そういう長期展望を思う時間を作りましょうと考えた次第です。
楽しんで鍼灸師ライフを生きていきましょうね!!

ちなみに、手取り20万円を得るための売上はどのくらい必要なのか?については別に書きましたので参照下さい。

鍼灸院の最低限必要な売上
鍼灸師は『自営業』についてはほとんど経験値がありません。 鍼灸学校でも自営業者のノウハウをほとんど教えません。 私自身がそうでした(涙) 鍼灸院に必要な売上について書きました。
プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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