鍼灸師の資産形成のススメ

おカネの話

人生100年とか言われているけど、年金には加入している?

はい。
鍼灸師のぼくは個人事業主だから国民年金だけど。

そうなんだよね。
国民年金だけだとどうしても老後の不安はあるよね。

どうしたらいいの?

今の内から少しでも資産形成しておく方がいいね!

資産形成??

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資産形成ってなんだ!?

資産形成
「資産形成」とは、老後に備えて今から資産をつくること。
ただ貯金するだけでなく資金を運用する方法がおおい。

不動産・株・国債とか、そういうやつですね。

ただ、資産形成と言われても「明日は明日の風が吹くのだから関係ない」と考えるか、もしくは「資産形成できるような資産の元がない」かもしれません
20代・30代の頃の私がまさにそうでした(笑)
「老後のことなんかより、今この一年をどうやって生きていくかの方が大変じゃ!」という感じです。
国民年金を納めるのでやっとこさな生活でした。

たしかに今がギリギリの経済状況で、将来の資産を築くのは難しい話です。
そもそも将来設計は「いくつまで生きるのか?」によって大きく変わってきますよね。
私の父は69歳で亡くなりました。
年金も10年くらいしかもらいませんでしたが、リタイア後10年しかなかったので、たいして老後資金は必要なかったですね。
自分だってどうなるか分かりません。
60歳かも知れないし、70歳かも知れない。
でも逆に言えば、90歳や100歳まで生きる可能性もあります。

もう、そんなもん知るか!
どうにでもなれ、だろ!

…と割とイージーに思考放棄して生きてきました

まぁ本当に将来のことはわかりません。
神経質になり過ぎてはいけませんが、そうは言ってもちょっと考えてみましょう。
まず将来的にもらえるのは国民年金です。

自営業者は国民年金だけなので、(40年間納めれば)65歳から年額78万円程度はもらえます。
月額で6.5万円(ちなみに年金夫婦二人暮らしなら月に13万円程度です)。

衣食住の環境次第ですが、一人暮らし6万円だけではちょっとキツイですよね

簡単な解決策

一番手っ取り早い方法としては、もらえる国民年金(6万円とします)にプラスして「鍼灸師として稼ぎ続ける」という手段があります。
10万円程度の黒字経営を続けられたら、年金と合わせて月々15万円程度は収入になりますから、「まぁ何とかなるかな」といったところです。

売上額としては、諸経費を合わせて25万円程度稼げれば大丈夫でしょうか。
(週休2日(月20日)営業で、1人5,000円の治療費なら1日2.5人平均の計算になります)

少ない年金+生涯現役=細々生活できる

多くの鍼灸師がそんなことをイメージしているのではないでしょうか。
実際に、私自身もそんなイメージをしています。

あとは長々働き続けられるか…という『健康寿命』の問題になるわけですが、これは資産形成とは別の話なので今回は省略します。

おススメの資産形成方法

このように、働ける程度に健康でありさえすれば、今から資産を作る必要もないわけです。
…が、出来るなら今のうちから備えておきたくもあります。

ただ『資産』と言っても、市井の鍼灸師の場合は「退職金代わり」や「年金の補助」程度を目指しましょう。

このようなことも全く誰も教えてくれないので、自分で情報を収集しなければいけません。
将来的なおカネの収支については、本来は義務学校で教えてほしいくらいです(^^;)

小規模企業共済

まず、おススメになるのが【小規模企業共済】です。

メリット

●最大20%UPで戻ってくる
●払った全額が所得控除の対象になる
●もらうときに退職金扱いで税優遇がある

100払い込むと120で戻るのは嬉しいですが、正直言うとここに20年もおカネを預けるメリットになるかは微妙。
他にも方法や場所はいろいろありそうですしね。
一方、節税メリットはかなりデカイです。
たとえば、課税所得が200万円の人が毎月1万円をかけたら、1年で2万円の節税となります。
ようするに、実際は10万円しか払わないのに、積立金は12万円積み上がるというようなものです。

デメリット

●20年間はおさめる必要がある
●20年後までに貨幣価値が変わってしまうかもしれない
●運営組織(中小企業基盤整備機構)がつぶれないとも限らない

このデメリットを許容できれば、おススメになります。
私も入っています。

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」

iDeCo
次におススメできるのが【iDeCo(イデコ)】です。

自分で積み立てる年金ですね。

メリット

●所得控除になる
●選ぶ商品によっては運用益で資産が増える
●元本確保型(普通の貯金のようなもの)の商品もある

小規模企業共済で書いたのと同じですが、節税パワーをもう少し詳しく書き直します。

課税所得金額が450万円の人がいます。
この人が確定拠出年金を毎月15,000円、年間18万円を支払っているとします。
詳しい計算は割愛し結果だけ書きます。
18万円 × 30%(所得税20%+住民税10%)= 54,000円
確定拠出年金に毎月15,000円積むと、毎月普通に貯金した場合と比べて、年間54,000円分を残すことができます。
18万円積み立てているのに、12万6千円(54,000円分マイナス)しか払っていない、ようなものです
もし、このまま確定拠出年金に20年間加入し続けた場合、108万円の節税メリットになります!
所得控除ってすごいですよね(笑)

しかも、個人事業主なら月最大68,000円まで掛けることができます。
20万円以上のお得です。

さらに、確定拠出年金は「投資」でもあります

投資の運用利回りが上がれば、掛けた金額以上で戻ってきます。
複利の計算はややこしいので省きますが、おカネがおカネを呼ぶ、ということです。

もちろん、ここは考えどころで、必ず増えるかと言えばそうでもありませんよね。
損する(減る)ケースだってありえます。

ですので、「投資」をギャンブルのようなものだと忌避する考えもありです。
その場合は、元本確保のコースを選べばいいのです。

デメリット

●60歳までは引き出せない
●選ぶ商品によっては元本割れする(※ただし元本確保型もある)

引き出せないデメリットを許容できれば、普通に預金していくよりはお得でしょう。

最低5,000円からです。「そのくらいなら何とか…」と思えたら早めスタートが効果的です。
積立て投信は時間の積み重ねで効果を出すものです。
ちなみに私は、SBI証券 iDeCoに入っています。

まとめ

まとめ

おススメの両方とも『長期積み立て』のパワーを当てにしていますので、始めるなら早い方がお得です
本当、まずは少ない金額でもいいと思います。

国民年金以外の老後資産がちょっとはあった方がいいなぁと思う個人事業主でしたら、上記のふたつは外せない鉄板だと思いますので、もう少し詳しく調べてみてからご活用ください。

個人的には、iDeCo(確定拠出年金)には「投資」の面白みがあります

iDeCoには、いろいろな商品があります。
元本確保もあれば、ローリスクからハイリスクのものまでそろっています。

個人的にはiDeCoは、おカネに関しての学びという面を強調したいです。

利回りを狙うもよし、元本維持でいくも良し、株なのか国債なのか土地なのか。
自分のお金に対する意識が出るのが投資だと思います。

また、投資信託を通して少なからず「経済」というものに関心が向くのは、こじんまりでも「経営する者」にとっては良いことではないかと考えます。

60歳まで引き出せない制約があり、節税とおカネの学びが目的だと考えると、あくまで『自由がきく金額』がいいですよね。
まだ始めていないようなら、あまりガツガツしないで、気楽に始めてみるのが良いですね。

もちろん、生活費が本当にカツカツなら、こんなことをしている場合ではないです!
まずは日々を生きていきましょう

最初に書いた通り「国民年金+生涯現役」という最終的なストロングスタイルもありますから。
鍼灸師はけっこう大丈夫な仕事です(^^)/

プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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鍼灸院経営とひとり親生活のハナシ

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