有名鍼灸師が語る開業に重要な3要素

開業について

『鍼灸院経営のすべて』(出端昭男・著編)から興味深い文章を見つけましたのでシェアします。

本の中で、岡田明祐先生の言葉が引用されています。
『岡田先生は医業開業の要素として、「1に場所、2に金、3に腕」という3つの条件を挙げていますが、要素も順位も誠に適切な指摘と思われます。』

開業で重要な要素となるのトップ3
1位…立地
2位…資金
3位…技術
・・・だそうです。
ただ蛇足ですが、あくまでこれは『経営的に考えた時に』ということでしょう。
別の切り口で見たら違うランキングになるだろうことは容易に想像できます。
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立地

やはり立地は重要です。
店舗商売の基本中の基本のようです。
たしかに、お客さんになって考えれば分かります。
行きやすいって大事(自分の動線に近い方がいいですよね)。
どこにあるかって大事(田舎の古びた店舗で美容鍼灸院って微妙ですよね)。

ただ、今はオンライン(=ネット)という強力な知ってもらう媒体が存在しますから、一概に3流立地が悪いわけでもない気がします。
とにかく知って、選んで、通ってもらううえで有効な手段を構築できればいいのです。
ただ、ランキング1位ですから“立地は基本”と考えて、熟考すべき要素のようです。

資金

これはもう説明はいらないでしょう。
当たり前に大事です。
そして、「それがないから困っているのよ、みんな」と思わず突っ込みたくなる要素です(苦笑)
私個人は小予算での開業をおススメしたいです。
ただ、あくまで大事なのは工夫でしょうね。
持てる資金を、どう配分するか・どう活かすかということでしょう。
資金を活かすヒントになるのが、第1位に「立地」がきている点だと思います。
良い立地というのは広告宣伝の意味合いです(通いやすさという意味もありますが)。
ですので、立地が重要というのは、言いかえると「広告宣伝が重要」ということです。
資金もそこに重点配分するというのが「経営的には」正解のようですね。

腕(=治療技術)

これも説明は不要ですね。
ラーメン屋さんのラーメンが美味しくて当たり前(少なくとも不味いレベルでないことは当然)のように、鍼灸院の鍼灸治療が患者さんの希望に沿ったものである(少なくとも下手レベルではない)ことは重要です。

あえて言うべきポイントは「腕の良し悪しは第3位である」ということでしょうか。

好立地で資金力があれば、腕が並み程度で繁盛する、ということで…ってこれは、駅前にあるフランチャイズ展開している飲食店と同じ構図ですね。

まとめ

一通りトップ3をみてきました。
「じゃあ、ひとり鍼灸院として、これと同じ発想で良いのか?」ということです。

答えは、よく分かりません。
だって、「自分が何を目指して経営しているのか?=目標」によりますよね。

ただし、つぶれず細々でもいいので継続し続ける鍼灸院には「自分だけの尖りポイント」があるべきだと思います
それが価格なのか、技術なのか、接遇なのか、立地なのかは分かりませんが、その尖りポイントをより尖らす方向に重心を置いて。
そのなかで、客観的な指標として「1に立地、2に資金、3に腕」を参考にするが良いのかなと思います。

プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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鍼灸院経営とひとり親生活のハナシ

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