チェーン治療院、最強説?

鍼灸院経営

近所の整骨院が廃業(閉院)らしいよ。

全く厳しい世の中だね。

理由は何だろうね?

普通に考えれば売上不足での撤退でしょうが…。
理由は外からは分からないよね。

ただそのお店はチェーンのお店だったんだよね。
経営ノウハウやスタッフ教育もそれなりの水準だったとは思うんだけど…。

そうかぁ。

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多店舗展開型の治療院

現在、業界は『ひとり治療院』対『チェーンの治療院』の様相を呈し始めています。
多店舗展開型の治療院が増えていますよね。

もちろんこれまでのように、小さな一人治療院同士が互いにやりあう状況もまだまだ残っています。
それにプラスして「多店舗展開型の治療院」による攻勢を受け始めている、ということ。

それが今までと何が違うのかと言えば、「組織力」「資金力」がある治療院が近所に来るということです

組織力は、仕組み化された教育システムを経て養成されたスタッフをそろえることが出来ることを意味します。
資金力は、そういったシステムにかけられる余裕であるし、院の立地や設備もより良いわけだし、宣伝広告にも潤沢に資金を使用できるということです。

良い装備を与えられた兵隊さんが、錬成・組織化され、戦場で有利な場所を押さえることができていれば、それって最強じゃない!?ということです。
たしかに、おっかない存在であることは確かです。

多店舗型の特徴

でも、どうやら100%必勝という訳ではないらしいことが今回の廃業からもうかがえます。

組織化(チェーン店化)の特徴から考えてみましょう。

組織化の特徴は、「ある程度の人数」を「均一にある程度のレベルで養成できる」ことでしょう
ポイントは「ある程度」ということ。

●あまりに極端な尖り方はできないので、オーソドックスな万人向けのスタイルに落ち着く傾向だということ
スタッフも色々な人がいるので、様々な人が対応できる汎用型の職務内容に落ち着くことを意味しています。

●お客さん(患者さん)のターゲットも当然、母数の多い層を狙っていくことになります
母数の少ない疾患を狙っても、それでスタッフ数に応じた十分なお客さん数を集められないのです。
やはりある程度しっかり母数がある疾患を集めていくことになります。
母数が多い疾患は当然競争が厳しいですが、集めるための資金やマンパワーには事欠かないわけですから。

一言で言うと、ある程度の規模を・ある程度のレベルで維持する必要があるが故のメリット/デメリットを持っている、ということです

今回の閉院する院の場合、「キレイな院を作った初期投資と、スタッフ雇用などのランニングコストに見合うだけのお客さんを集められなかった」のだと推察します。

ようするに〝経営規模が大き過ぎた〟訳です。
(くどいですが、あくまで勝手な推察です)

ひとり鍼灸院が生き残るための学び

小回りの利いた院づくり

設備や内外装などには見栄を張らない。
資金より工夫で対処。
人件費は大きいので一人で頑張る。

尖ったコンセプトを打ち出す

「ウチはこれでやっています!」という独自性を明確に打ち出す。
他と丸かぶりのコンセプトではパンチが弱い。

自分磨きに投資する

自分がそのまま院のブランドになるのだから自分を高める努力はする。
これは技術だけじゃないですよ。
接遇なども当然要求されるレベルであるような自分であるべし、です。

泥臭くやる

組織化すればするだけ、泥臭いことは嫌がる傾向があります。
おカネはかけずに、手間暇かかることを惜しまずやりましょう。

お互いにつぶれないで頑張りましょう(^^)/

プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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