患者さんを不幸にするな

鍼灸師・鍼灸学生
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患者さんを不幸にする方法

鍼灸師

「あれでは患者さんがかわいそうだ」「それは患者さんの不幸になる」などはよく言われるせりふ。
「患者さんを不幸にしてはいけない」のは鍼灸院を続ける上でも最重要なテーマです。

では「患者さんの不幸」とは何でしょうか。
これにも多くの考え方が存在すると思いますが、ここではあえて最低限を「症状が悪化すること」と「だまされること」だと考えます。

症状が悪化する

つらさや悩みを抱えてきた患者さんのつらさを、治療院に来たとき以上に悪くすることはあってはならないことです。
改善させたいと思っていても100%の人や症状に改善させられる治療家はいないのではないでしょうか。
どんなに頑張っても変わらない人もいます。
そこで最低限守りたいのが、来たときと同じレベルで返す、です。

だます

嘘を言って治療を売りつけたりなんてダメです。
また、脅したり強引に誘導したりするのもここに入れていいと思います。
だますというのも定義が難しいところですが、ここでは「患者さん側に被害を受けたという思いがある」場合を言います

ただ、これらはあくまで相対的ですよね。
患者さんの性格・性質と治療家の性格・性質の組合せで決まるようなもので、一概には言いきれないものです。

たとえば、患者さんのハートを重視して「大丈夫、治りますよ!」と断言するような自信のある態度でのぞむ人もいれば、言葉の正確さを重視して「治る場合と治らない場合があります」と何とも頼りなげな態度になってしまう人がいます。
「どちらがより事実か(=だましていない)」なら後者の方が是でしょうが、「どちらが患者さんの幸福に近づくか」なら前者の方が是の場合もあるでしょう。

毎回しっかり治療したいと思う人は「やり過ぎないように」した方がいいだろうし、ちょっと気弱で腰が引け気味の治療をする人は「少し攻めてみる」方が良いかもしれません

治してあげたいという思いがあるのは同じはずですから、あとは自分の質と相談しながら患者さんを幸福にしてあげたいものです。

私が守ること

どんなに努力しても治らない時はあります。
どんなに丁寧にしても誤解が起きる時はあります。
どんなに真面目にしても不快にさせてしまう時はあります。

だから、出来ることは「最低限のこととして悪くさせない努力」と「誠実に対応すること」の2点でしょう

自分に正直に誠実に、治療院を運営することが最低限守らなければならないことだと思います。

プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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鍼灸院経営とひとり親生活のハナシ

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