鍼灸院の競合は整骨院ではない!

鍼灸院経営
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競合(ライバル)とは

経営上、どのような業種にもかならず競合(ライバル)はいます。
外部要因ですね。
当然、鍼灸院にもあります。

それを考えないで内部要因ばかりでは、経営はなかなか上手くいきづらいと思います。
内と外も両方重要です。

鍼灸専門院である自院の競合について考えてみます

まず、『競合』の考え方は切り口によってずいぶん違ってきます。
同じ店の競合を考えても、切り口が異なるとまったく違った業種が競合になったりもします。

この「切り口」というのが、自分がどこにいるかというポジショニングのことなのですがここでは省略します。
たとえば、マクドナルドは「ハンバーガー店」という切り口で見ると他のハンバーガー屋さんが競合ですが、「気軽に食べられる軽食屋さん」という切り口で見ると牛丼屋さんやパン屋さん等が競合になります。

このように鍼灸院を考えた時もどういう切り口で切るかで、競合も全く変わってくるのです。

今回、ここでは「手技で体全体にアプローチして根本からその病を治す場所(しかも自費)」として切っています。

競合の近い順

1)この場合、一番の直接競合になるのは「全身的な治療をする他の鍼灸院」です。
一番近いところにいる競合で、まさに同じ土俵で戦うライバルです。

2)さらに、それよりちょっと遠い外側にいるのが「全身的なアプローチをする治療院」です。
手技の方法は違ってくるけれど、結果的に同じようなことを成そうとしている院です。
治療系の指圧・マッサージ院や整体院(カイロなども含む)が挙げられると思います。

3)逆に言うと、保険で部分治療しかしない鍼灸院は、さらにその外側にいることになります。

4)保険メインの整骨院はさらにその外側です。

5)さらに保険の訪問鍼灸マッサージは、さらに外になります。

もうここまでくると自費の全身治療鍼灸院とは「かなり違った業態」になります。

以上から、自院の競合になるのは、まず「同じような鍼灸院」。
そして「整体院」です。
保険の整骨院や訪問マッサージなどは競合関係にはない院としてもいいでしょう。

さらに距離を勘案

これにさらに距離も大事になると考えられます。
同じようなコンセプトの鍼灸院でも、となり街にあるなら競合度は弱まる。
保険メインの整骨院が自院のすぐ隣にあれば、競合度は強まる。

…という感じです。
(※本来の競合の概念は、複合的な要素で成り立っていることを少し申し添えておきます。)

まとめ

ライバル

業界内では、鍼灸院と整骨院が比べられることが多いように感じますが、鍼灸院にとって実際に競合度合いが強いのは「整体院」ですよね

整体院の中に、競ったり学んだりすることが少なくないと感じます。
そう、学びもあるのです。
競合というと「競い合って先を制する相手」「倒すべき相手」というイメージです。

ただ経営面で「見習うべき相手」「参考にする相手」でもあります。
同じベクトルで頑張っているのだから、良い意味でお互いが切磋琢磨しあっていけたらよりレベルが高くなりますよね。

ギスギスしないでやっていきたいものです(笑)

プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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