死別したぼくは医療保険にたくさん入った

父子家庭の暮らし
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医療保険は必要です

妻がガンになり、告知・入院・治療した際に医療保険をもらいました。
まさか30歳そこそこでガンになるなんて思ってなかったので保険金額は最低限でしたが、結果的に入っていて良かったです。

こういう一大事の際は感情的には「カネなんてどうでもいい!」となりますが、現実問題として少しですがもらえたので助かりました。

死別経験を経て、小さな子供3人を抱えた私。
「自分に何かあったらマズイ!」と強く感じました。
一種の恐慌状態だったかもしれません。
妻もいきなりガンになりました。自分にも何が起こるか分かりません。

「オレが死んだらこの子たちはどうなる!?」
死ぬこと自体は天命だとしても、残された家族の経済面の憂いを少なくしたかったです。
それが今を生きる自分の安心にもつながると考えました。
そのとき36歳でしたが、とにかく「保険」を充実させようと決意したわけです

まず考えたのが、自分が死んでも子供が成人するまでは経済的に困らないこと。
質素に暮らしていけば十分家計が賄えるくらいの金額を用意しておきたいと考えました。
ですので年齢的には自分が60歳になるくらいまでの「医療保険」「生命保険」です(介護・年金などは検討せず)。

ちなみに当時は引っ越したばかりの無職で、貯金もほとんどありませんでした。
妻の死亡保障などはごく小さなもので日々の生活費程度でした。
そんな状況下での保険選びでした。

保険に入るメリット

当時おカネのなかった私に「貯金があるなら保険は要らない」とは言えません。
保険のメリットは「今お金のない人も万が一の保障が受けられる」ことです

例えば来月、大病を発症するかもしれません。
こういう想定を突飛であり得ない(=可能性が非常に低い)と思う人は保険に入らないのでしょう。
もちろんそれも一理あります。そこは価値観次第。

ただ私は妻を30代で亡くすという突飛なケースを経験したばかりでしたので、こういう想定はどうしても外せませんでした。

急な大病の治療費用が生活を圧迫しないようにバックアッププランを用意しておかねばいけません。

また、病気は治るものばかりでもありません。
ツラい話ですが亡くなることもありえます。
その際には、お葬式もありますし、お墓がないならお墓も必要です。
自分自身が体験したらから分かりますが、結構リアルに費用がかかります。

医療保険・生命保険に入っていればその心配が減ります。
だからこその加入です。

医療保険の不要論を考える

ネット上で「医療保険の不要論」を見かけます

理由は…
・保険料の分を貯金しておき、いざという時はそれで賄えば十分だ。
・国民健康保険(社会保険)の自己負担は3割なので少ない、しかも「高額療養費制度」で月8万ほどで済むからなお安心だ。
・社会保険なら「傷病手当金」も1年半はもらえるので生活費も安心だ。

だから「医療保険」は要らないという説ですね。

たしかに一理あります。
これは先ほども書きましたが、「大きなおカネが必要になる病気の発症確率」をどう判断するか?ですね。
「年齢的にみて大きな病気になる確率は低い」というデータを重視するなら、医療保険は不要でしょう

たしかに大きな病気が起こらなければ掛け捨て保険料はムダです。

毎月1万円ずつ掛けたら年12万円です。
30歳から60歳まで30年間はいっていたら360万円掛け捨てたことになります。
30から60歳までに大きな病気をする可能性なんかどのくらいあるでしょう?
毎月1万円を投資信託に積み上げる方がよほど有意義だ!となりますよね。

一方、私は医療保険は必要だと考えています。
保険は「保険」なのです。
起こるか起こらないか分からないものへの備えなのです。
起こらなければ無駄にはなるのですが、その時間の安心を買ったということなのです

もうホント、優先順位次第・その人次第で良いと思います。
要らないなら要らない、要るなら要る、で。

私は結局こうした

常に可能性の問題で、多様な未来が考えられますから悩ましいですね(苦笑)

私が考えた切り口は、
1)子供の成人までは自分が生きている場合
2)子供の成人前に死ぬ場合
3)子供が巣立って以降に死ぬ場合
4)子供とは無関係に長生きした場合
…というものでした。

生きている場合

「子どもの成人まで」「成人後」「普通より長生き」の全てのケース共に、これは医療保険ですね。

まずは、入院・通院の保障が最低限欲しかったです
入院5千円・通院3千円にしました。
しかも、何歳まで生きるか分からないので、90歳まで続くものに入りました

これで、今すぐでも80歳まで生きても、入院と通院は保険が出ます。

亡くなる場合

子供が成人する前に亡くなった場合に厚く保証が出るようにしました。
(子供が巣立つであろう)60歳までは、毎月20万円の保障がつくタイプの掛け捨て保険にはいりました

保険で賄いたい生活費を20万円としました。
私が死亡すれば子供には「遺族基礎年金」がはいりますが、それプラス毎月20万円あれば学校に行きながら何とか生活できるだろうと計算しました。
大学にいくとしてその学費も、安めにかけている学資保険と併せればカバーできるでしょう。

現状の私の保険では、60歳を超えたら死亡保障はないです。
…が、老齢期の死亡保障はどこまで必要か正直分かりません。

お墓はすでにあるし、葬式はこじんまり家族葬で行ってもらえばいいので、おそらくその時に残っている貯金で何とかなるでしょう。
70歳くらいで死んだとして、その時200万円くらい貯金があれば後始末はなんとかなるでしょう(たぶん)。
仮にもっと長生きして貯金も食いつぶしたのちの死去であったら、その時には子供たちもいい年齢になっています。
3人で持ち寄って葬式くらいは出してもらえるだろうと勝手に期待しています。

…ということで60歳以降の死亡保障は入らなくてもいいかな、と思っています。

オールインワンとがん保険

医療保障と死亡保障をオールインワンでカバーでき、しかも安い保険の代名詞が共済保険です。
私は「県民共済」の総合タイプに入りました。
年齢も65歳くらいまではみてくれるので十分です。

あと別にガン保険にも入りました。

当時は不安先行でしたが、60歳までは上に書いた保険と併せればこれで十分、と納得しました。

まとめ

私には、医療保険と生命保険は必要でした。
一番の理由は安心のため、二番目はおカネがないから逆に必要なため

もちろん、保険料は掛け捨てですから、安心のためとは言え「捨てられる金額」にも限りがあります。
そのバランスですね。
不安な気持ちを落ち着かせる目的が先立ちましたが、自分なりに必要と思える保険には入れた気がして安心しました。
安心って大事(笑)

それから早10年程。
医療保険単品・生命保険単品・共済保険にはいっていますが、そろそろ見直しかも、と思い始めています
保険商品も変わってきているようですし、自分や家族の10年間の変化を踏まえて、より良い商品があるなら見直したいです。
保険の見直しのためには専門家に相談したいです。
保険と家庭のおカネの両方が相談できるところがベターですね。

ライフステージに合わせて修正していくのも大事ですね。



プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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