鍼灸院の税務を税理士に任せたハナシ

おカネの話

会計ってわからねぇ~~~!!

お、どうした!?

『会計ソフト』を使って自分でやってますが、ちゃんと合ってるか自信がないっす。

たしかに。
会計ソフトは、入力した数字の管理はしてくれるけど、その入力自体が合ってるか間違ってるかを教えてくれないからね~。

決算の時期になると不安で仕方ないっす。

そんな不安を解消するために税理士さんを検討してみれば!?

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税理士との契約は必要か?

「自分で記帳もできるし、決算書も作れる、税理士に払う報酬を抑えたいから自分でやろう」と考える鍼灸師さんは多いでしょう
たしかに何年やっていても誰も合ってるも間違ってるも指摘してこないし、なあなあで済ませていても大丈夫だったりします。

しかし例えば、税務調査で税務的なことを聞かれたときに、会計ソフトは答えてくれません
私のところには(個人・法人通算で)20年近く1回も税務調査など来たことないです。
…が、調査は突然やってくるらしいです。
その時に、自分の税務処理に問題があることが分かって、その後に修正をしていくのも大変な話です。

そして、そもそもそういう不安を底辺に抱えながら日々仕事するのはイヤではないでしょうか!?
そんな人は税理士さんと契約して、税務関係は専門家に任せてしまった方が不安がなくなります。

税理士さんにお願いする流れは以下の通りです。

・税理士を探す
・サービスと費用などを確認する
・契約書を交わす
・サービス開始

シンプルですね。

今回は私自身が税理士とどうかかわってきたかの経験談を書いてみます。

お願いする内容を考える

たいてい税理士の費用は積み上げ式です。

月額顧問料いくら+決算いくら+消費税があればプラスα+年末調整いくら+記帳代行いくら+税務調査の立ち合いにいくら…といった具合です。
細かい話では、市町村に書類を送る際の切手代は「別途」とか「込み」とか、あります(笑)

必要になるサービスを合計して総額で考えないといけませんし、逆に言えば不要な部分はカットしていいでしょう。

まずは税理士さんを探す前に、自分が税理士に何を求めるかを決めないといけません。

私が希望した作業は…、
・決算業務(消費税も含む)
・年末調整
・記帳代行
・税務調査の立会い
…です。

※「記帳代行」は必須条件ではありませんでしたが、出来るならお願いしたいと考えていました。

税理士を探す

ツテがなかったので、ネット検索しました
鍼灸院を探すのと一緒です、「地域名+税理士」で検索しました

今はネットや電話でやり取りできるので、地域名はどこまで重要なのか分かりませんでしたが、お願いするなら近い方が便利かな程度の認識でした。
あと、税理士さんの方で「業務範囲:○○市・□□市・△△市」としていることもあります。

実際に税理士さんをお願いしてから感じるのは、いざとなればすぐに行ける距離の方がいいですね。
自分が乗り込める距離(それが面倒にならない距離)がいいです。

…で、ネット検索です。
いくつか出てくるのを片っ端から比較します。
税理士により費用はピンキリですし、どういうサービスを提供しているかもそれぞれ微妙に違います
大きめの法人狙い・小規模法人狙い・個人まで歓迎・スタートアップ歓迎…などとターゲットもそれぞれ違います。

どのHPも書いてあることは大体似通っているのですが、どういう人をターゲットにしているかはにじみ出ますね。
「この内容だと個人事業主はお呼びじゃねぇな」とか「こんな質素すぎるサイトで本当に任せて大丈夫か?」など、鍼灸院のホームページ作りにも参考になりました(笑)

私はまずはやはり金額重視で選びましたが、個人経営で年齢も若めの人を希望しました
やはり自分も個人事業ですから、同じような境遇の人の方が共感が持てるかな、というのと関係性がうまくいった際には長いお付き合いができるようにです。

幾人かとコンタクトを取り、実際に話を聞くことにしました。

 

サービス・費用などを確認する

実際に会って、こちらの情報や希望もお伝えして、本格的な見積もりをとりました。

最終的に一番安いところにしました(笑)

【1年での総額30万円】
・業務コンサルなし
・決算業務一切
・年末調整
・税務関係書類提出
・記帳代行
・税務調査時の立会い(別途)

ひとり鍼灸院とはいえ法人ですので、このサービス内容は安いと思います。
記帳代行までしてもらっているので、実際に自分でやることは少ないです。
ただし個人事業主ならもっと安いはずですので、大した売上がないのに法人成りなどしない方がいいですね(苦笑)

あとこの契約でのポイントは、経営などのアドバイス(コンサル)がないってことです。
税務上の変更点などは指摘してくれますが、経営に関しては本当に何にもアドバイスしてくれません(笑)

契約してサービス開始する

あとは契約書を交わすだけです。
不動産屋さんでアパート借りるのと一緒です。

そして実際に借りた後がホントのスタート、ってのも同じです。

実際にサービスが始まってみて、「あれ?こんなはずじゃなかった」というのがありました。
私の契約している税理士さんは結構細かい人のようです。

その最たるものが売上管理です。
月の売上管理は面倒になりました。
具体的に言うと、「1回払いの治療費」と「回数券払いの治療費」を分けて管理しなければいけなくなりました。

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たとえば、
○月〇日:5人の施術をして37,000円の売上があったとします。

5人の内訳としては…、「2人は1回分の治療費払い」で「3人は回数券払い」でした。
さらにこの3人のうちの1人は今日実際に支払った人(回数券の1回目の治療)で、2人は以前の回数券を消化している人(以前に回数券を買った人)でした。

そうしたら、売上内訳に1回払い10,000円(5000円×2人)・回数券払い27,000円(6回券×1人)と書きます。

さらに、その日の実際の回数券治療の金額も書きます。
回数券1回当たりの施術費は4,500円なので、13,500円(4500円×3人)

結局こう書きます。
○月〇日:1回払い10,000円 回数券収入27,000円 回数券治療13,500円

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長々書きましたが、これって面倒くさくないですか!?
回数券払いって1回目に売上を立てて終わりでいいんじゃないの?

ようするに、回数券払いは買い掛けになってるってことですね。
6回分の回数券を27,000円で売っても、その時には1回分しか治療していないのだから、1回分4,500円が紹介されただけでまだ5回分は保留的な扱い。
実際に2回目、3回目、と治療していく時にその時に消化していく扱いにする、ってことです。

まぁ、あくまで愚直に正確に書く方がいいのでしょうが、現実問題としてそこまでの記載が求められるのでしょうか??
他に税理士に聞いた時にはそこまで書かなくてよいようなことを言われましたし…。

結局、税理士さんによってどんな記載をするかは違ってきます
分かってきたのは、法律という大きなルールがあるけど、そのルールの枠は結構広いということ。
枠内でどういう風に記載をしていくかは、その人次第でいいってことです。

だからどこまでを経費で落ちるかにもグレーゾーンが存在するんですよね。

税理士さんとの相性も大事ですね。

まとめ

税理士さんを使う一番のメリットは「不安がなくなった」ことです
本当にこの書き方で合っているのか、こういう扱いで合っているのか…。
そういう不安を抱える必要がないのは単純に嬉しいです。

年間30万円という費用と見合うかと言えば、今のところは「見合っています」
以前はパート鍼灸師さんを雇用していたので、余計に見合っていました。
年末調整とか面倒くさいですからね…。

手間ひまだけが理由だとしたら、よほど忙しくて利益が出ていないともったいないかもしれませんね。
稼働率が70%以上あるとか…。

税務に関して不安を抱えているようでしたら、ぜひ税理さんを検討してみて良いでしょう。
私としてはぜひおススメしたいです!
もちろん、それなりの費用がかかりますので、経営を圧迫しないかの判断は重要です(^^;)

プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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