新型コロナ(COVID-19)にかかっても収入を補う方法

鍼灸院経営
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新型コロナ(COVID-19)にかかるかもしれない

2020年2月現在、新型コロナウィルスの感染拡大が懸念されています。
毎日のように近々のイベントが中止・延期と発表されるのを見聞きします。
残念ではありますが仕方ないことで、各人が「あちこち行かない・集まらない・うつさないように気を付ける」が一番の対処法です。

…とは言え、個人でウィルスを身の回りから完全にシャットアウトするには「収束まで家から出ない」しかないので、これは非現実的。
やはり「社会生活を営みながらできることをする」レベルの対策になるので、どうしても感染の危険性はあるのが現状でしょう
気をつけていても自分がかかってしまう事も考えられます。

自分が感染すれば、ひとり鍼灸院ですとしばらく閉院することになります。
その間は、売上がゼロになるということです。
経営的に考えると、これは結構厳しいことです。
たとえば10日間働けなければ、単純計算で売上33%ダウン。
通常60万円の売上なら40万円になる計算です。

症状によっては入院治療が必要な場合もあります。
その場合は「医療保険」の入院保障が出ますので、医療保険に加入していればその分のおカネは戻ってきます。

ただし、その後に自宅療養、というケースもありますよね。
この場合は「入院していない」ので医療保険は対象外です。
そんな時に「所得補償保険」が活きます。

所得補償保険が支払われるためには、医師に「診断」と「就業不能期間」を書てもらう必要があります
その期間分が支払われることになるので、担当医師がどう記載するかですね…。

1ヶ月の満額30万円で契約していれば「3万円」(免責7日間なら3日分支払いなので)戻ります。
この免責のカウントの仕方も保険会社によって異なるようです。
たとえば免責4日間で5日以上休業すると1日目から数えてくれて保険を支払ってくれる会社もありますので、その場合なら「10万円」でますね。
まぁ、たかが3万円と思うかもしれませんが、仮定の10日間以上の休業になる可能性もありますからね…。

鍼灸師ですから基本的には普段は健康でしょう。
でも、こういったイレギュラーな事態に対応できるように「所得賠償保険」は入っておくことをお勧めしたいです。

自営業者は所得補償保険が必須

「所得補償保険」とは、ケガや病気などの理由で入院したり在宅療養したりで、働けなくなるリスクに備える保険です
損害保険会社で扱っていますし、所属している様々な鍼灸師会でもあっせんしていると思います。

所得補償保険における就業不能状態とは、入院または医師の指示による自宅療養などで、(鍼灸師なら)鍼灸施術ができない状態を指します。
(※ただし精神疾患は補償の対象外です。)

あらかじめ設定した金額(月に20万円・30万円・40万円など)が1ヶ月就業不能になった際の満額になり、例えば20日間不能なら14日分支払われる、と言った計算になります。
(※この計算は「免責期間」のせいです。免責日数は保険会社によって異なりますがたとえば免責7日間など。つまり事実20日間休んでも「20日-免責7日=14日」分支払われる計算です(上記の通りこの免責の考え方も保険会社により異なるようです))
満額の設定金額が多いほうが、当然、月々払う保険料も多いです。

働けなくなった時も、テナントの家賃や各種基本料金はかかりますし、生活費だって当たり前に必要です。
そういった収入減少を補償してくれる保険ですので、特に自営業の鍼灸師は入っておきたいですよね。

自分がかからなくても売上減少する可能性も大だがどうする!?

自分がかかってしまって…というハナシをしてきましたが、想定されるのはそればかりではありませんよね。
自分が感染・発症しなくても、世間に外出自粛ムードが出たり、実際に外出禁止措置のようなものが出れば(そのような措置が出るかどうか分かりませんが…)、新規も既存も患者さんがそもそも来なくなり「開店休業」状態になってしまいます
もしくは、自分の方で自粛して「臨時閉店」する、とかもありえます。

まぁ完全にゼロになるというよりは「ゆるい来院数減少」が妥当な想像かもしれません。
たとえば大雪が降ると交通がマヒして患者さんが来られなくなりますよね。すると「ヒマ」になる…、なんて経験があるかもしれません。
それに似た状態が結構な期間続くイメージでしょうか。

経営的にはかなり痛いですね。
どのくらい続くのかにもよりますが、自分が持ちこたえられる期間との勝負になってきます。
仕事用の貯金(内部留保)がどのくらいあるかってことですね。

こればかりはもうどうしようもありません。
経費のうち今まで不用意に使っていたものがないか洗い直して削減する・生活費も切り詰めるなどの「節約モード」を徹底するのが一番最初でしょうか。
まずは支出を減らす、です。

さらには収入を補う方策を考えます。
本業がヒマな状態ですから色々トライしてみるのもよいかと思います。
対策は2パターンでしょうか。

本業の強化

新型コロナはいずれ収まるでしょうから、その後を見据えて今から「本業で出来る事」をするのが一番です。

・外出自粛してお休みしている方に「落ち着いたらまた来てね」的な連絡を定期的にする。
・オンラインでの情報発信(ブログ・YouTubeなど)を強化する。
・新しい技術や知識を学んでおく(インプットの強化)。
・治療院を掃除しまくる。
…など。

副業の強化

本業一本だと危機に弱いと解釈すれば、副業です。
オンラインを使った副業(アフィリエイトや転売とか?)でもいいでしょうし、日雇い的なバイトに出てもいいでしょう。
(※こういう想定の時期にバイトがあるかどうかは知りませんが…。)

ともかく、現金収入になる何か、を実践するのは短期的に即効性もあるし有効です。
または、将来的に何かしら生きてくるかもしれません。

まとめ

今回は「まだ見ぬ危機」について話しました、
あくまで脳内妄想ですので、何事もなく済む可能性もあり得ます(苦笑)

ただし、個人事業主なら所得補償保険に入る、というのはやはりおススメです。
当たり前ですが急には加入できませんので、転ばぬ先の杖です。
ちなみに「社会保険加入者には所得補償保険は不要」です。
社保には、今回の所得補償保険に相当する(いや、それ以上の)「傷病手当」という手当てが付いているので安心です。

また、今回のように急な事変で売上低迷する可能性もあります。
いざそれが現実になる前から、そういうリスクへの備えをしておくのはベターでしょう。

まずは「仕事用の貯金」をある程度積み重ねましょう
少なくとも治療院の費用が数ヶ月間(3ヶ月?)は保てる額を保有しておきたいです。

同時に、危機感がある今だからできる「経費や習慣の断捨離」です。
支出を減らせる「何か」を洗い出しておきましょう。

そして、いざとなったらバイトでもする覚悟を持ちましょう。
まぁ現状では、覚悟程度で良いと思います。

ピンチはチャンス、とも言います。
自分の領域外で起こる事象(今回のようなパンデミック的な感染症など)は、もうどうしようもないです。
翻弄されつつも我々にできるのは、事前の備えと必死に食らいつくことだけです。
また、ある程度の諦観もあっても良いですね(笑)

頑張って、でも味わって、鍼灸師ライフを生きていきましょう。

プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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