【鍼灸院】新型コロナ資金繰り支援【日本政策金融公庫】

おカネの話
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資金の不安は借りて解消もあり

現在、新型コロナの影響を受けていない鍼灸院はないと思います。

高齢者層の患者さんなら、感染が心配で予約キャンセル。
小さな子がいる主婦層なら、子守が必要で予約キャンセル。
働き盛り世代層なら、給与減少を懸念して予約キャンセル。

今は仕方ないでしょう。
そして、いつかは必ず収束して生活は元に戻るはずです。

でも、それがいつなのかは不明で、そこまで生き残れるのかが焦点になります。
具体的に言えば、鍼灸院の経費+生活費を貯金で賄えなくなったらアウトです。
コロナの影響で自前資金が枯渇して廃業となるのもバカらしい話です。
コロナは必ず収束しますので…。

そう考えれば「一時的な借金」も悪いことではありません
今は治療院業界に限らず多くの業界で同じような状況です。
そこで、国も資金繰り支援に力を入れています。

資金繰りなどと言うと「しっかりした会社」の話で、零細個人事業主の鍼灸院には無関係と思われる人もいらっしゃるでしょう(私自身も半ばそう感じます(苦笑))。
でも、フリーランスや個人事業主も無利子で借りられる制度がありますので、活用を(少なくとも)検討してみてもよいのではないでしょうか?
(※無利子にしたいなら融資から3年間で返す必要あり。)

今回は日本政策金融公庫のコロナ対策をご説明します

話は「開業1年以上はたっている個人事業主のひとり鍼灸院が、細々継続できるために、無利子で融資を受けたい」を想定しています。

新型コロナウイルス感染症特別貸付

日本政策金融公庫は国の金融機関です。
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、最近の売上が一定程度減少している事業者が使える融資制度として「新型コロナウイルス感染症特別貸付」を行っています。

日本政策金融公庫は開業時(創業時)に使った人も少なくないのではないでしょうか。
(ちなみに、開業から3ヶ月以上たっていれば、創業時の資金を借りていても今回さらにコロナ対策融資を受けられます。)

利用できる人

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時的な売上減少している人。
具体的には、「最近1ヵ月の売上高が前年または前々年の同期と比較して5%以上減少している」場合です。

資金の使いみち

新型コロナウイルス感染症の影響に伴う必要とする運転資金、として使うことです。

融資限度額

3000万円

利率

融資後3年目までは基準利率からマイナス0.9%、4年目以降は基準利率(年利1.36%)。

無利子と聞いているが…?

本来払うべき利子は0.46%(融資から3年間は基準利率1.36%から0.9%マイナスされたもの)。
なので、まずはその利子分も含めた元金を返済する必要があります。
…が、後日、この利子部分については返金されます
これが「特別利子補給制度」。
つまり「当初3年間は実質的に無利子」で使えます

返済期間

15年(うち据置期間5年以内)
※据置期間とは、(借りた直後すぐには利益が上がらず返済できないので、)利益が生まれるくらいまでは利子だけの返済でいいですよ、という期間です。
なお据置期間は、融資の決定時に確定しておく必要があります。

担保

無担保

申込期限

現状、新型コロナウイルス感染症特別貸付に申込期限はありません。

申込からの流れ

  1. 申込書類を揃える(用紙はダウンロード可能)。
    ・事前に質問や相談があるなら電話や窓口でしておく。
  2. 鍼灸院のある地域担当の支店に申込書類を持参か郵送で提出。
    (※窓口は混雑必死らしく提出だけなら郵送がスムーズらしい)
  3. 担当者から連絡→面談日を決める。
    ・連絡までは1週間程度(?)
    ・その際に面談時に必要な書類の指示を受ける。
  4. 面談。
    ・資金の使いみちや事業の状況などについて話をする。
    ・営業状況等が分かる書類などを準備しておく。
  5. 融資決定。
    ・融資が決まると、借用証書など契約に必要な書類が送られてくる。
    ・契約手続きが完了すると、融資金が希望の金融口座に振り込まれる。
    (※通常の融資は決定まで1ヶ月程だが、コロナでは「急ぎたい」とのこと)

日本政策金融公庫関連のリンク

コロナウイルス相談窓口
https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/covid_19.html

必要書類など案内
https://www.jfc.go.jp/n/finance/saftynet/pdf/covid_19_info_a.pdf

自院がどの支店管轄かを調べる
https://www.jfc.go.jp/n/branch/pdf/tenpo01.pdf

まとめ

公庫ではなく、民間の金融機関から融資を受けたいという人もいるかもしれません。
…が、今回はそちらは調べていません。
すみません。

民間でなきゃダメ!という人以外は、融資が実質無利子になるんだから、もう政策金融公庫でいいのでは!?と考えるからです。

鍼灸院経営はさほどおカネがかからない素晴らしい業態です。
ですので、おそらく多くの人が融資などを受けなくても「身銭を切って耐え忍べる」と思います

ただし、それでは持ちこたえられなそうだ、となった時にどうするか?

今回はとにかく持ちこたえればいいのですから、副業やバイトをして稼いだっていいのです。

でも、それでも策尽きた時は「借りる」です
そのための方法の一つとして、政策金融公庫。
覚えておいてください。

最後に、経済産業省の新型コロナ支援のリンクを貼っておきます。
最新情報をウォッチしてください。
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html

プロフィール
この記事を書いた人
めしたけ

首都圏のベッドタウンで鍼灸院をやっています。
鍼灸師キャリアは約20年。
短期の繁盛(=成功)よりも、安定継続(=失敗しない)を目指しています。
3人の子育て中のシングルファーザーでもあります。
開業・経営・生活全般など、あれこれ書きます。

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